Zilbergeld (1991)の男性の性機能に関連する10の性的神話(=社会的な期待?)
1. 我々はセックスに関してとても心地よさを感じる開放的な民である
2. 本物の男は感情やコミュニケーションといった女々しいものが苦手である
3. 全ての接触(contact)は性的であり,セックスを招く
4. 男性はいつもセックスに関心があり,いつも性交を期待している
5. 本物の男はセックスを行う
6. セックスは固いペニスとそれで行われることを中心とする
7. もしペニスが満足のいく状態になかったら,錠剤を飲み,それが全てを処理する
8. セックスとは性交(挿入)である
9. 男性はパートナーにすごい体験をさせることが出来るべきであり, 最低でもおどろかせなければならない
10. よいセックスは,計画や話合いのない自然なものである
このようなセックスに対するステレオタイプが性機能不全(勃起障害など)に影響を与えているとかいないとか。
上記の神話を男性学生を対象に調査したLevant et al. (1992)では,5,9,6には同意し,3,4,10には同意しなかったことを報告している。
上記の神話はあくまでアメリカ的で,日本人において同様の社会的な期待があるかは不明である
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