Y.Sugiura
Responsibility to continue thinking and worrying: Evidence of incremental validity
過剰な心配の予測における,考え続ける義務感の役割を検討。
研究1では,過剰な心配を測定する質問紙(PSWQ),心配と侵入思考に関する信念を測定する質問紙(MCQ),心配の持続を導くストレスフルな問題解決中に生じるメタ認知的評価を測定する質問紙(PSLMC)を施行した。MCQの下位尺度である心配に対するポジティブな信念とPSLMCにおけるRESP(考え続ける義務感)に有意な正の相関(r=.37)が示された。義務感の心配に対する予測妥当性を検証するために階層的重回帰分析を行った。Step1で,MCQの下位尺度である心配に対するポジティブな信念とネガティブな信念を投入し,PSWQの分散の48%を説明。Step2ではRESPとLACK(問題解決過程による満足の不足)を投入し,さらに5%の分散を説明。心配に対するネガティブな信念とRESPが有意な予測因子。
研究2についてはまた明日。おやすみなさい。
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