2008年9月7日日曜日

OSCE終了

先ほどオスキーと呼ばれる実技試験が終了した。
実技試験といっても達成度チェック程度のもので,それに落ちたからといって留年等が決まるものではない。オスキーでは,臨床心理士が身につけておくべき基本的なスキルや態度を6つの面接場面での振る舞いから評価する。クライエント役は本物の役者によって演じられる。なかなか皆さん迫真の演技をしてくださっていたように思う。僕はどれだけよい臨床家として自分を装うことができただろうか。とりあえず,「えーっと」って言いすぎなことを指摘された。後日先生方から個別にフィードバックがあるので,それまでに足の震えを抑えねば。怖い。評価されることは,自分にプラスとなることと分かっていても,気分の乗らないものだ。

一応この試験をパスすると,後期から(明日から後期スタート)実際の臨床ケースを持てるようになる。といっても始めは,先生や先輩のケースの陪席からだが。
いくら文献を読んである障害のことを勉強しても,実際のクライエントを観察しなければイメージがつかめない。早く多くのクライエントを観察してみたい。そこから,何か研究に生かせることもあるだろう。

明日から後期開始。胸が高鳴る。その高鳴りを構成要素に分解するならば,2割楽しみ,8割恐怖。
8割の恐怖が期待はずれであることを期待したい。

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