最近あまり読んでなく,読書の秋ということもあって。
まあ読書の秋とは完全にこじつけですが。
ホントの理由は,自分の言葉が乏しくなってきている気がしてきたから。
「限りなく透明に近いブルー」by 村上龍
空っぽな青春。
「現実的なものが非現実感を与え,非現実的なものが現実感を与えるのだ。この逆説こそがじつはこの小説の隠された主題なのであり,私たちは私たちであるという自明とされていることがここでは危機にさらされているのである。この逆説こそ,われわれの日常そのものではないだろうか。テレビや新聞によってもたらされる夥しい<現実>の洪水のなかで,自分自身の<現実>を刻一刻失ってゆかざるを得ないのが現代ではないだろうか。」解説より抜粋
これみたいにサクッと読めるがインパクト大な小説。
通学時に最適。
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